ドル円FXリアルトレード実況します。
先週金曜日の米雇用統計は予想を超える数字が発表され、ドル円はピークで約２円近く上昇しました。しかし内容を見てみると、非農業部門雇用者数の数は大幅上振れでしたが、正規雇用者の人数はかなり減っており、パートタイマーやダブルワーカーの数によって大きく指数が押し上げられ、かつ失業率は予想以上に悪化しているなど、労働市場の強さを測る指標としては疑問も残る結果でした。この指標結果や明日に迫る米CPIの結果を見て、FRBはどういう判断を下すのか、今週はFOMCウィークです。
昨日は欧州の政治混乱でユーロが大幅に下落しました。しかしその混乱も一服。ドル円相場は比較的穏やかに推移し、じり高といった様子で１５７.４円ぐらいまで上昇を続けるも、その先は重く、米国債金利の下落と連動するように現在軽く調整中。市場参加者の悩みが反映されているかのようです。まさに、嵐の前の静けさといったところか。
今週は米CPIにFOMC政策金利発表、パウエル議長会見、日銀政策金利発表に植田総裁会見、はたまたミシ大まで、超重要イベントが盛りだくさん。上半期の山場と言っていいでしょう。無理はしすぎず、まずは生き残ること。何度でも自分に言い聞かせながら、今週を乗り切りたいと思います。
今日のスケジュール
経済指標は特になし。
26:00 米１０年債入札
今週のスケジュール
6/10(月) 日国際収支、貿易収支、１－３月期実質GDPなど
6/11(火) FOMC１日目、英失業率など
6/12(水) 米消費者物価指数（CPI）、FOMC政策金利発表、パウエルFRB議長会見などなどとんでもない日
6/13(木) 米卸売物価指数（PPI）、新規失業保険申請件数、３０年債入札、イエレン米財務長官、ウィリアムズNY連銀総裁発言、日銀会合１日目、など
6/14(金) 日銀政策金利発表＆植田総裁会見！米輸入物価指数、ラガルドECB総裁発言、ミシ大など
今週は、とんでもない日がありますね。水曜日、米CPIからのFOMC！なにが起こってしまうのでしょう。週末には日銀会合も控えております。事件の香り。今週も大相場となることでしょう。
夏時間に合わせ、毎日２０時からライブ配信予定です。GWも戦います！
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